火の見会



火の見櫓とは

火の見会では調査にあたって,火の見櫓について次のように考えました。
この目的と定義は消防本部や市町村への問い合わせの際に示し,これに基づいて回答を得ています。


静岡県における火の見櫓の悉皆調査


調査目的:
本調査における火の見櫓に対する着眼点とその目的は以下の3点である。
1. 火の見櫓のデザインとその類型を明らかにすること。
2. 都市,地域景観における火の見櫓のランドマーク的価値を明らかにすること。
3. 火の見櫓に表象されるコミュニティ組織を,まちづくりの原動力として生かすこと。
加えて,現在,各地の火の見櫓は老朽化等の理由で撤去される傾向にあり,
4. 記録を残すためには緊急に調査を行う必要がある。


調査対象:
上記の目的に照らして,本調査においては火の見櫓を,
1. 見る--見られる関係をもたらす施設。
2. コミュニティへの通信手段を有する施設。
3. 人々にシンボルとして記憶されている施設。
としてとらえ,独立しているもので,以下を満たすものと定義する。
1. 人が上ることができ,地区を見渡すことができる。(櫓自体は高くなくても,立地している場所が高いところであれば,これに含む。)
2. 半鐘がある。(現在失われていても,存在した痕跡があれば,これに含む。)
3. 頭頂部または半鐘上部などに,特徴的な屋根や意匠が見られる。(現在失われていても,存在した痕跡があれば,これに含む。)
また,木造のものは稀少なので,上記にかかわらず全て調査対象とする。

調査組織:
「火の見櫓からまちづくりを考える会」による。
(静岡県内の建築,都市デザイン関係の研究者,設計者等で組織。)

火の見会
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TSUCHIYA Kazuo
Tokoha Gakuen University
Faculty of Art and Design